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ちえこさんの奮闘記
by somemonya
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みどりの会 平成浮世旅「京街道10」

2009.6.13(土) 晴れ  淀〜伏見
すっかり雨男になったウッチーさん、おまけに梅雨入りと天候気になるところでしたが、全く雨降る様子もなく、暑くもなくゆっくり宇治川を見ながら歩きました。伏見では、お決まりのコースですが酒蔵や史跡を見、お酒に関係ある料理も食べ、同じようでも常に違った発見があります。たくさんの人と歩く面白さでもあります。
京街道の多くは京阪電車の線路上を通っています。今回の出発点「淀駅」では高架の工事がされており、完成すれば、下を京街道のコースにしたらええのにと笑い話が出ます。

にぎやかな商店街を歩きたいところですがあくまでも街道を忠実にという事で線路沿いを歩きます→
高架は競馬場の混雑を緩和するためなのかも知れませんが工事中の線路沿いには等間隔にガードマンが立っていました。人気のない所です。きっと変な集団に見えるのでしょうね。皆ですった競馬場も見えます。→
街道を忍ばせるように線路沿いにはお地蔵様が祀ってあります。伏見に近づくにつれお地蔵様は白くきれいな化粧がされています→
戊辰戦争東軍の死者を祀っている碑。この辺りになると明治維新の史跡が出てきます→ 
みどりの会 平成浮世旅「京街道10」_e0090670_21334660.jpg

淀には3つの公儀橋があり、船の出入りの拠点だったそうです。
横断歩道のところが川でそこに橋がかかっていたようです。渡ったところにその碑と説明板があります→
周りの風景が変わってもその地形から、歩いているところが堤防、一段下がったところが川であったことがわかります。細い道ですが、ここが京街道であることをここに住んでいる人は案外知っておられないものです。
みどりの会 平成浮世旅「京街道10」_e0090670_2134318.jpg

踏み切りを渡ると宇治川ですが、この辺りは松原が長くつづく美しい道だったようです。踏み切りの名「千両松原踏み切」がそれを語っています→
堤防に上がり、おやつタイム。宇治川が下に見え、その向こうには過去巨椋池(おぐらいけ)という大きな池がありました。その名にちなんでか偶然か、ミウラ屋さん「をぐら山」のおかきを配ってくれました。→
川の向こうには広大な巨椋池があったそうです
みどりの会 平成浮世旅「京街道10」_e0090670_2135210.jpg

車しか通らない堤防を老人グループは右に見える美しい風景を見ながらテクテク歩きます→
宇治大橋は車優先。人間は橋の下を通ります。我々にはその方が大歓迎ですが→
ワラビを見つけると皆さんの目は変わります。誰ともなくワラビ摘みです
みどりの会 平成浮世旅「京街道10」_e0090670_2135323.jpg

川沿いにはずっと色んな草花が見られ、オニグルミノ実や花もその一つです→
ちょっとわかりにくいのですが、堤防下と樹木の堺に咲いていたテリハノイバラの花が帯状にずっと。近くに寄れば匂いもよかったのでしょうね→
ひときわ黄色い色が目だったコウゾリナ。草刈りの後から出てきたのか小降りでした。時々ノアザミも混ざり赤紫とのコントラストがきれいでした。→
宇治大橋の下で見つけ、ケマンのなかまである事は確かですが、あまり毒性を感じない可愛い花でした。帰ってから調べてカラクサケマンと分かりました。
みどりの会 平成浮世旅「京街道10」_e0090670_2136390.jpg

宇治川の先には三栖閘門あります。その手前で高瀬川で合流し、そこを渡るのに少し迂回して石畳敷きの鉄橋を渡ります。町の中を通る高瀬川とは又おもむきが違い潅漑用水のように見えます。→
昭和初期のモダンな閘門が見えてきますと、近回りすると言って堤防を降りていく人がいます。あんまり近回りには見えないのですけど。堤防上り下りの方がしんどいような。→
閘門まで来ると、三十石船に乗って観月橋から来たという観光客が見られます。ここまで来ると観光地に来たという感じです。
みどりの会 平成浮世旅「京街道10」_e0090670_21364458.jpg

三栖鴻門は淀川へとつながる宇治川と豪川の間を船が通航できるように竣工され、大阪〜京都の貨物輸送に重要な役割を果たしたそうです。当時伏見港があり高瀬舟や三十石船などの発着点であり港町として栄えたそうです。現在伏見港公園として整備されています。

三栖鴻門の操作室が復元され資料館となっています→
公園内でお弁当のひととき→
豪川の向こうは伏見の町です。京阪電車からも見える所です。何かもの思いにふけさせるような景色です。
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伏見の町に入ります。いつも人の後ばかりついていますので、何回か来ていますが今だ方向音痴です→
市電発祥の地の碑(我が国における電気鉄道事業発祥の地)は老舗の和菓子屋の前にありました。→
今は影も形もない京橋。当然道路は川でした。三十石船の発着点で伏見で最も賑わったところだそうです→
京橋近くにあった道しるべですが、現在建設会社の敷地内にあり、近くへはよれませんでした。ここには他に2つの道標があり、それは全く見えないところにあり歴史的財産はもっと公開して欲しいと思いました。
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手前に見える橋が京橋
「淀川西岸一覧」元建設省発行のパンフレット原本は分久元年(1861)発行の木版画
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伏見では有名な酒蔵の景色(月桂冠)→
いつもなら最後ですが、ちょっと疲れてのども渇いていたこともあり酒蔵のレトロな建物(月桂冠)にも引かれティータイム。私は酒アイス。おちょこに入ったお酒をアイスにかけます。店を出際にミエさん、おこのみ屋行くん?ラーメン屋と違うん。この会話後で分かります。
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ウッチーさんお勧めの酒粕ラーメン。お店の人に頼み、1鉢を半分けしました。散々食べた後でも別腹の言葉は本当でした(玄屋)。→
伏見はおいしい湧き水がいたるところにあり、酒蔵、寺社行く先々で試水していました。それだけでもお腹満腹。最後の御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)の美しい名は、香りのよい湧き水が病の治癒に効果があったことで名付けられたと言われてます。もちろんここのお水も。ミエさんのオコノミヤではなくオコウノミヤ(御香宮)だったのです。立派な大きなお宮。その参道も長く松の木が印象的でした。
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by somemonya | 2009-06-15 21:39 | みてあるき
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