2009.10.4(日) 晴れ 第6回「草木染めの話とビワ染めの実演」
最終回は種の収穫でしたが、まだ花真っ盛りで、花の観察になりました。最後の講座と言うことで、草木染めの基礎的な話をしました、藍染に比べると他の草木染めの方が家庭でも簡単にできるからです。以前講習したコーヒー染めを参考にマッさんは独自でビワ染めをし、それなりにうまく色が出たので、私が話をしている間に、後ろで彼女のやり方でビワ染めの実演をしてもらいました。経験の浅いマッさんがする方が初めての方でも気軽に染めに親しんでもらえます。選んだ布が綿でしたので、そんなに濃く染まりませんでしたが、牛乳で描いた模様のところとの違いは出ていました。私のお話と言うと、別に専門家ではありませんので、1週間猛勉強して、何とかやり遂げたというレベルです。人に言葉を伝えるのは本当に難しいです。私自身がとてもいい勉強になりました。講習者は最初8人(その内3人が会員になりました)いましたが最期は4人でした。もちろん都合で来られなかった人もいますが。最後まで残った人はさすが熱心で体験園の観察も功を奏したのか藍以外に草木や古代米にも興味をもたれ、この講座の「藍を育て、藍で染め、藍で環境を学ぶ」も期待通の結果となり、まずまずではなかったでしょうか。エコ縁日や大阪自然史博物館フェスたでは、ポスターや作品を展示してこの講座の発表をします。又種の収穫は11月に行い、希望の講習者にも参加してもらい、来られない方には種を発送します。
黒米:もう、刈取りを待つばかりと垂れ下がっています→
赤米:充分育っていますが、花を咲かせているものもあります→
鶴見米:ウンカにやられたのがずっと響き半分くらいしか育っていません。もみの色が黒いのもあり面白いです
タデ畑と花→
ハス田のあぜ道ではハスの若葉が出ていました。こんな土の上でも芽ばえるんですね
クラブ会長の挨拶:とは言っても、雑談に近く皆さんとはすっかりお友だちでした→
参加者の作品:一人持って来るのを忘れ、終わってからわざわざ取りに帰りました(近所だったので)。そして編集中の会議室にミカンの差し入れと共に持って来ていただきました→
会報編集及び発送準備の様子:この日は私以外のスタッフはエコ縁日(館のお祭)や会報発送などで忙しく、閉館ギリギリまで作業をしました