20105.14 晴れ
ブラウス用にと染めていた生地、やっとソーピングも終わり、下手な縫い物作業が始まっています。縦地はなかなか合わせにくくて、染め終わるとかなり狂っています。型紙に模様を合わせると、その通りにはなりません。ある程度大きめには染めていますが、やっぱり生地がたりなくなりどこかでつがなければいけません。それは表ではできませんので裏でやるしかありません。どうすればベストなのか、頭を痛くしながら縫い物をしています。そんな中。昨日テレビから聞こえてきたのですが、最近かわいいおばさんと言う言葉が出回っているそうです。年とるとかわいいカッコをしてはいけなとか。はたと、それ誰が決めたのでしょうか。私は若い頃外国のおばあちゃんがとてもかわいいカッコをしているをみて、自分もしようと思っています。自分がいいと思った姿は自分で決めればいいことで、皆でやれば怖くないを提案する人達は、とても個性ある人だとは思えませんしかつてそういう人たちを偏見の目で見ていた人たちであると思います。また、商売がらみのように思えて仕方ありません。人がどんな目で見ようと、自分らしく生きることが個性です。日本の風土には和を大切にするあまり異物を排除しようとする傾向があります。新しいことをするには流行という言葉が必要なのかも知れません。私の作っているものは流行とは縁の遠いものです。1品しか作りませんので一人分しかありません。こんな服着たいと思う人に提案し続けていますし、そんな人のオーダーも喜んで引き受けます。売れなければ、近々やって来る老後服を買わなくてすみます。そして今も、頭を悩ませながら生地と格闘しています。