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ちえこさんの奮闘記
by somemonya
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北河内自然愛好会・総会

2006年1月27日 晴れ 交野ゆうゆうセンター
午前中、定着液をつけて、終わったものをアイロンでローを取っていたら(初めての試み)結構な時間になりソーピングまでいかないだろうと思い急きょ風呂をわかす。午後から北河内自然愛好会の総会だった。この会ももう10年はいる。生駒や大阪の自然を知りたいと思ったからだ。一昨年総会で新運営委員に私の名が入っていてびっくりした。長くいると自分の気持ちとは関係なく運営に目をつけられる。分からないときの神頼みでお世話になっていることや、その大変さもよく分かるので、できる範囲でということで引き受けた。委員の人達の多くは創設者で知識もあり人間的にも尊敬できる。このような人達と関わっていくのも運命かとおもいプラス思考で納得した。さて、総会。とんだ時間間違いをしていて、30分遅刻。もう会計報告や了承次項が終わり会員発表が始まっていた。
西村氏:「地球の謎をひもとく化石の世界」
私達がよく知っている(知識は全く無い)アンモナイトのお話。映像とともに質問形式で話が進む。例えば、化石の概念はいつの時代からと言う質問に大方の人はルネッサンス時代に手を上げるが、答えはギリシャ時代。ローマ時代にはキリスト教が大きな力を持ち地動説同様化石の存在が否定され1000年もの間タブー視されるという受難の時代があった。アンモナイトの語源は古代ギリシャ語アモン・ラー(羊の角)。アンモナイトは何の仲間、答えはイカ、タコの仲間(オウムガイもその仲間)など。
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アンモナイトの形も丸いものだけではなく細長いのやら、曲がりくねっているものなど絶滅末期には色んな形のものがあったとか。又、オウムガイの実際を見せてもらい中にしきりがあるのを知った。このしきりが分かるようにアンモナイトの化石を輪切り状に切って研磨したものを見せてもらったが非常にきれいで装飾品そのもののように見えた。普段は聞くことのない話題だが、色々聞いていると興味深い。化石をもとめて飛び回る西村氏の姿が目に浮かぶ。(この会石屋さんもいたんだ)
※左写真の説明(写真とも西村氏提供)
いわゆる「異常巻きアンモナイト」に当たります。日本でよく見つかる種です。白亜紀後期(9000万年前)のものです。ノストセラス科「ニッポニテス・サハリネンシス」(羽幌・上部蝦夷層産)早川浩司『化石が語るアンモナイト』北海道新聞社より
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平氏:「天野川の野鳥」
護岸された天野川が川の力により元の自然な川へと復元して行く過程を見る。それは、現在まだ行なわれている護岸工事現場(川底は真っ平ら、流れは直線)からすでに終わった下流を進んでいくとじょじょに回復していく様子(上流から運ばれてくる砂が、河川敷や砂州を作り、流れは蛇行へと変化する。その環境に応じた植物が生えそれを餌とする魚や鳥がやって来て豊かな生物ゾーンになる)が歴然と分かるというものだ。これは、天野川の意志だと言う平氏の言葉に感動した。知り合いの樹木医が、風が吹いて葉や枝がそよそよと揺れて栄養分を根本へ送るのだと言った。木は太陽や雨だけでなく風もいるのだと知ったときも感動したが、あらゆる自然現象が生物を生みだす、それは大きな意志なのかしら。平氏やその樹木医のようにその世界に深く関わり日々活躍しておられる人の言葉には心を癒される。天野川野鳥観察会には是非参加したい。
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田中氏:「キナルバ山の植物」
ボルネオ島の名峰?キナバル山や宿泊ホテルのまわりで見た植物の紹介。映像で見るかぎり岩山でそこに種々様々な植物が見られるとは思われなかった。あとで聞くとやはり登山目的だったようだ。それでも、見たことのない植物ばかり。ただただただ見るのみ。
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おまけの飲み会:駅近くの居酒屋で
総会終了後10人くらいの有志で居酒屋へ。普段ほとんど縁のないところである。自分がこんな場所にいることがなんか不思議な感じがした。たわいもない話に花が咲く。この会にはお笑い何人組かがいて彼らのやり取りを聞いているだけで笑いこけ、笑うにもエネルギーがいる。ストレート大阪人(中には縄文人もいるが)真っただ中。同じ大阪でも河内の血、もう骨董化するアホの集まりか。それとも私がその世界から離れすぎていたのか。
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by somemonya | 2006-01-30 21:38 | みてあるき
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