午前中手作り展へ行き、午後からはきらっとさんへ搬出に行くという強行な日でした。きらっとさんに着くとちょうど皆さんお茶タイムで初めてスタッフ全員に会いました。他の支援グループ(のあのあ)の施設長さんが来られていてお土産のプリンを食べているところで、ラッキーなことに私にもそのおすそ分けがありました。ちょっと休憩もしたかったし、コーヒー、近くの授産所で作られた卵サンドと一緒にいただきました。きらっとさんでは明日から2日間慰安旅行するそうで、その相談もしていたようです。やーやーさんが隠し芸の予行演習を披露してくれました。宝塚「イザべラート??」かなんかの一節をやるそうです。彼女にはどのような心の病があるのか知りませんが、人前で堂々と演技をしている様子は普通の若者に見えます。拍手喝采が終わったところで作品を片付けました。ネコの作品を気に入っていたヒロさん「キクさんとお別れさようなら」と言ってたんですよと代表者から聞き、直接、キクさん好きなん?とたずねると嬉しそうにうなずきました。キクさんは元々堺で生まれたのだし、こんなにも温かい人の中にいるのがこの作品にとって一番の居場所のように思え置いていくことにしました。皆さんにも拍手で喜んでいただき納得です。しばらくは来ることがないので、予約していたメロンパン(私のお気に入り)、売れ残っていたいろんなパン、手作りクッキー全種を買い皆さんとお別れしました。一度家まで帰り再び手作り展会場へ。6〜8時は客がほとんどいなくて、ひたすら閉店を待つ魔の2時間です。厳しい現実の社会でいろいろ事情があるのでしょうが企業側に人としての優しさを感じません。今日はあまりにもギャップのある職場を往復し自分に将来があるのかとふと不安になりました。
お茶タイムのスタッフ→やーやーさんの予行演習→きらっとさんの仲間になったキクさん