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ちえこさんの奮闘記
by somemonya
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柿渋染にいどむ

7月の初めに田舎からとってきた青い柿を使ってかき渋に挑戦しました。前々からしたいとは思っていましたが柿を手に入れることができなかったのです。今年は義母が施設に入り月に1度田舎の家へ帰り片づけや掃除をしています。そこで柿を収穫できたのです。文献には1・渋ガキを臼に入れ,たたいて汁を出し 2・そこへ布を浸けると だだし金属を使ってはいけないと書いてありました。たった1行ですむ染め方でしたので誰でもできると思いました。ところが、1番がくせ者で臼が無いので、ポリ袋に詰めた柿をゴマすり鉢に入れ上から金づちでたたきました(とりあえずは4この柿で試しました)。しかし汁が出るほど細かく砕くことはできません。仕方が無いのでわれた柿に水を入れてしばらくしてからコシ、その水で作業用手袋を染めました。乾いては染めるを4回薄いベージュでした。ちょっと気抜けしてやる気をなくしました。それから2.3日、台所で洗い物をしていてセラミックのおろし器が目に入り一機に気分が乗りました。それでは簡単柿渋染を紹介します。

青柿400g 被染色物(帽子)120g
1・染める布を水に浸けておく(被染色物)
2・青い柿を洗いヘタを取る
3・おろし器で柿をする
4・おろし器が一杯になれば別の容器(金属はダメ)に布巾やハンカチなどの布でこす
5・柿がなくなるまで3.4を繰り返す(このときできた柿汁は300g)
6・できた柿汁を水で薄める(1:水9がめやす)今回柿汁300gに対して1500ccの水で薄めた(染液)
7・水に浸けておいた布をしぼり、染液に入れ20分染める
8・後10から20分布を揺らしたりひっくりかえしたりしながら染める
9・布を延ばし日影で干す(夜にしておくと朝には乾く)
 ※私は風呂場で染液をたれさせておき(染液を入れた容器で受け止める)水分が落ちてこなくなれば外に干した
10・7〜9を3回繰り返し、水ですすぎ外に干す。この場合は日の当たる所で。

一応丁寧な染め方を紹介しましたがむらになってもよければ、濃い染液で1回で裏表だけでもいいのではないでしょうか。自分流で染めて下さい。私ももう1回色々試したいと思っています。かき渋染は時間が経てばたつほど濃くなっていくと言います。適度な硬さもありますので帽子には最適だと思いました。又その経過もお知らせしていきたいと思います。

柿をおろす→染液→被染色物を浸ける
柿渋染にいどむ_e0090670_12403578.jpg

1〜10の工程で染めた帽子→残り染液で染めた手袋→その又残りの染液で染めた手袋
手袋は染め上げた後洗剤で煮洗いをしました。少し赤みを帯びた薄茶になり、硬さもなくなりました。
柿渋染にいどむ_e0090670_1241132.jpg

by somemonya | 2008-07-29 12:41 | 染めもん屋のこぼれ話
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