2010.8.21(土)晴れ
堀川通の歩道橋を降りかけた時イチヂクの匂いがしました。そう言えば、ここに調査を来始めた時に1mくらいの実生が有ったのを思い出しました。学校横と歩道橋下と言う狭い場所で(その当時は感じませんでしたが)約10年、沢山の実を着けていました。立派に育ったイチヂクに感激しました。
梅小路公園は水族館こうじが始まっていて、長いフェンスが続いていました。長年利用してきて事務所も壊されるそうです。未だ海のモノがここへやって来ることに釈然としませんが、地域の人々が決めたことですし、どんな環境になろうと生き物は淡々と生きるだけですから。
恒例となったザリガニ釣りですが、今年はいつも使う一番大きな池に全くザリガニがいませんでした。原因は、吸い上げポンプがつぶれて一時水が無くなったからではと言う管理担当者の話でした。自然観察会はともかくザリガニ釣りだけを楽しみに来ている子供達ですから、1匹だけでも釣らせてあげたいし、見せてあげたいですから、池の上からでもうじゃうじゃいるのが見える通路側の池で釣りました。例年に比べると少ないですがそれでも90匹とれました。このザリガニとオタマジャクシでもう何年も不毛の池となっています。
午後からは月例観察会でしたが、やはり暑さのせでしょうか、来られたのはたったの3人でした。それでも、チラシを見て大阪からきた人がいました。この日は、植物基礎講座で花の構造を見ました。が、花そのモノが少なく、おかげでサルスベリをゆっくり見ました。あまりにも特徴的な花ですので、じんわり見ていなかったのですが、花びらに柄が有ったり、雄しべの色が2種類など意外と面白く、これで結構時間をとってしまいました。いのちの森では、さなぎ?に擬態したガにすっかりだまされました。それなりに見る物はあるモノで、皆さまには何とか満足いただけたようです
ショウブの池と名付けました池の回りに少し生えるくらいしか残っていません→
サルスベリの観察→
触るとあっという間に飛んでいきました