20109.5.(日)晴れ
陰のない所での調査は地獄の一言。しかし、正確な情報を残さないと調査の意味がありません。小さな観察園に13ものエリア別に調べています。その中に田んぼがありますが、この田んぼを綿密に調査したのは初めてです。今年の春からずっと見ていますが、意外なものを見つけました。ウリカワ、デンジソウです。どちらも、田んぼの雑草と言われていましたが、近年市内では田んぼが減り、デンジソウは見られないのではないでしょうか。この鶴見のデンジソウは同じ観察園の池に植栽されていましたので、たぶんそれが残っているんだろうと思っています。当の池ではもう何年も前から姿を消しています。経費削減のあおりで、草引きの回数が減って、デンジソウやウリカワなど水草が息を吹き返したのかも知れません。秋も楽しみです。以前書きましたように来月10月から調査隊が発足します。予行演習も兼ね先月からクラブの人達と調査していますが、地図のエリアの中に書き込むと言うのが、意外とできません。自分のいる場所と地図を一致させるのが慣れていないとできないからです。全く初めての人たちと始めるのですから、ちょっと恐ろしいです。草を楽しむ余裕があるのでしょうか
研修室では、手作り石けんの講座をしていました。わがクラブでは、石けんの正しい知識をつけ、エコな石けんをつくるため、必ず講習を受けなければいけません。
盛りだくさんのクラブ活動で石けん講習の後昼食、そして、会報(地球館ファミリリー)を編集する人、タデアイを刈取りにいく人、観察園調査をまとめて地図に書直す人とそれぞれ分かれていきました。
会報発送、会議と皆が集まり終了したのはいつもより30分遅れでした。
観察園調査の様子→同じような田んぼ、どこを歩いているのか分からなくなります
手作り石けん講座→クラブでは出張講座もします
先月刈ったタデアイの乾燥、茎と葉に分けています。座りながら和気あいあいと進める作業は、疲れた身体がほぐれます