2011.1.14(土)曇り
今年はじめての京都入りです。いのちの森に通い始めてもう15年です。当時の街の風景は西本願寺の門前町として栄えていたころを思わせる町家が残り、以前は商売をしていたであろう街並みが残っていました。ツバメやツバメの巣、育つ小鳥たちまで見ました。そんな街並みこの10年ですっかり変わりました。2007年10月20日付のブログで紹介した風呂屋さん、あれからしばらくして取り壊され今は駐車場になっています。私が見た当時でもすでにかなり変わっていたのでしょう、時の流れ仕方がないですね。
お風呂屋さん昔今

梅小路公園も水族館の工事が着々と進み、この4月には、長年通い慣れた事務所も壊されるそうです。指定管理者制度になり、公園で活動すつボランティさんたちが集うサロンが出来てまだ間がなく、これから色々活用されようとしていただけに、もったいないなあと思います。研究会の荷物もたくさん置かせていただいているので、その引越しのことなど考えると頭がいたいです。
いのちの森では、曇りで寒いのが原因かもしれませんが来園者が少なく、それに比例して鳥たちをたくさん見ました。最近は重いので双眼鏡を持ってきていませんが肉眼で見えるところに鳥たちがやって来ます。鳥のことなど全くわからなかったのですが、ここに来るようになったおかげで色々な鳥たちを知りました。声もすこしずつ分かってきました。それだけでもほんとうに楽しいです。ちょっと気になる光景、楽往生したようなきれいなカラスの死骸を見つけました。くちばしが太いハシブトガラスという種類です。きのこを調査している班が別の日にもカラスの死骸を見つけています。鳥インフルエンザが頭をよぎりました。また鳥の仕業でしょうか、回廊に噛みちぎったような葉が散在していました、行儀が悪いとしか言い用がありません。葉の噛み跡が三角形で鳥の口バシのようでこれこそが何よりの証拠か。しかし、このように順序良く食べているところを想像すると笑ってしまいますね。調査は飽きることなく何かしら面白いこと、不思議なこといろいろ楽しいに出くわします。