2011.1.21(金)晴れ
まさかのファイブ。若い人からのメール。6年前に個展をしたとき作品撮影をお願いした人です。娘の友人で、当時(今でもかも)カメラを趣味としている人で、私の作品をどういう目線で撮るか楽しみでした。ちょっと思惑とは違う写真でしたが、これが縁で年賀状のやり取り「染めもん通信」の送付をしていました。会話をしたのはそれ以来で、染にも興味があるということでした。デザインのお仕事もされているからでしょう。私自身こんな大変な作業好きになるのは時間がかかりますのであえてお勧めはしていませんが、そう言っていただくと本当は嬉しいのです。しかも若い人です。これで最低でもいいから食べていけるのでしたら、教えてあげると言えるのですが、それが絶望の今1代限りだと思っています。それはさておき、若い人が染もん屋のちえこさんにエールを送っていただいているのがわかり、とても意欲がわきます。午後からはエナジー(守口市の文化ホール)で染をする日でしたが、たまにはと思い、行く直前に思いついたグレープフルーツのゼリーを仲間の皆さんに食べていただきました。友人の誕生プレゼントの作品もルンルンで何も考えなくてもどんどん手が動きました。
エナジーの途中にある歴史的文化財「大塩平八郎書院」のあったお屋敷が更地になっていました(写真)。そう言えば、江戸川乱歩さんが小説を書いたいう家も取り壊されていました。守口の街もどんどん変わっていきます。