2011.5.21(土)晴れ
日を決めて何かをすると1月がとても早いです。いのちの森の調査も第3土曜と決めていますが、ついこないだだったと思うことしばしばです。毎回なにか新しいことがあり飽きるということはないのですが。梅小路公園大宮通の入り口近くにはタチバナが植えてあります。そう言えば花が咲くころと近寄りましたら咲いていました。何年も通っていますが意識してみたのは初めてでした。いのちの森では、雄木だとばかり思っていたヤマグワがたくさん実をつけ雌木だと初めて分かりました。又、花は毎年たくさんつけますが実の頃になるとすっかりなくなってしまうトウグミの実がまだたくさん残っていました。食いしん坊には、うれしいニュースが増えています。
花盛りの広場:
タチバナ→
ワイルドフラワー→
水路は園児たちのいい遊びになっています。かつてはいのちの森にもあったキショウブがここでは毎年見られます。クレソンの花も咲き始めていました。

いのちの森ではエゴノキやヤマボウシやスイカズラなど白い花の盛りでした。
エゴノキ→トキワサンザシ→ケテイカカズラ

雌木のヤマグワ→トウグミ
観察会では、集合場所と決めていたイベント室が使えなくなり、2階の和室へと変更になりました。2階から眺める庭園は見晴らし抜群で、昼食もここでとりました。ラッキーな変更でした。
そして新しい試みとして花の種を植えました。毎回立ち寄って、植物の成長の様子、周りに生えてくる野草、やってくる昆虫などを見ていきます。管理者の指導のもとで、皆で土を入れたり種をまいたりしました。どんな観察会になっていくのか楽しみです。観察会は、以前作りました「いのちの森の冊子」を使い、5月に見られるシロツメグサの仲間を詳しく見たり、園内に咲いている花の解説をしました。
和室→
観察用のプランターを置くところのバックヤード。普段は作業する人たちが休憩したりするところです。水族館建造のため事務所移転にともない、研究会の荷物もここのロッカーに置いています。

植栽の土や種のまき方などの説明を聞き、まるで園芸教室のようです。公園という環境ならではの試みです。
赤玉土を入れる→土を入れる→種をまいたあとの管理の話