山根街道3回目。朝のうちは寒かったが昼からは厚着したのが暑いくらいの陽気で並んで食べる弁当はおいしかった。今までの街道筋は民家や田畑であったが今回はこんな場所にと言っては失礼だが老舗らしききれいな店が並んでいた。車の上に干してあるオレンジ色のものは何かと思っていたら御主人がが出てこられ干し柿をむいた後の皮で漬物に使うそうだ。そこの主人話し好きなのかヒマなんか、このあたりのことを話して下さった(我々が他の寺を見ている間、待っていた若夫婦にだが)。本来の山根街道はもう少し上にあったのだが山津波で壊れ今の場所になり、今の道も昔は半分くらい水路だったが道を広げるため暗きょにしたそうだ。こういった話しは地元の人ならではで旅の楽しさの一つである。大きな石灯ろうのある春日神社は名前の通り奈良春日大社に由来し末社の若宮八幡宮は奈良大社からの移築で本殿と並べてあった。同じように移築と伝えられる菅原神社はJRに分断され参道入口には昔の御手洗所と石灯ろうだけが残り(写真一番下)、JRの地下をくぐって現在の御手洗所に着く。春日神社に比べると訪れる人も少ないのか閑散としていた。ただ、寺社林が保存林になっていたので他の生き物のことを考えるとその方がいいのかもしれない。そこから山田池へ。途中迎えるかのようにハシボソガラスが多数飛んできた。そしてもう有名になった雪景色ならぬ糞景色(カワウ)。紅葉に混ざって意外ときれい。デジカメの電池が切れてこの光景を展示できないのが残念。友人に頼んでおいたのでうまく撮れていれば後日追加しましょう。池ではマガモが多い。カワウ、コサギ、ゴイサギ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ホオジロガモ?、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ。私は見そびれたがカワセミも現れたそうだ。穂谷川ではコガモばかり。
