2016.3.1(火)晴れ
写真のお米は、すり鉢で籾を取った玄米です。いのちの森では子供の自然体験教育(みどりの学校)として、池でイネ作りを始めました。使った池は、元々水深が浅く、秋になるとミゾソバがいっせいに咲くのでミゾソバの池と名付けた所で、ほとんどさわっていませんでした。イネ作りを指導していただいた講師は池をそのまま利用する素晴らしい方でした。これまでに落ちた枯れ葉が堆肥になり、肥料を必要としないそうで、20年間くらいは大丈夫と言うことでした。湿地状態のイネ刈り以外は灌水で水性昆虫も安心して暮らせます。このようなイネを昨年初めて収穫し籾すりを体験しました。その時に落ちた籾を拾って持ち帰り今年になって玄米にしました。1カップ弱くらいしかありませんでしたが、古い古代米とまぜて、とても贅沢なご飯をいただきました。炊き立ては、もち米に似た甘い香りがありました。森を存続させる為の試みでしたが、森にこんな恵みをいただくとは想像もしていませんでした。ただただ感激しています。