2006.1.18 晴れ
1:00市庁舎ロビー集合→地下食堂で昼食。安くて美味しい→2:00調査開始。柱に番号札を貼る。この番号の貼っているところを1区画として区画内に発生している植物を調査する。約60区画そのうち半分北側は自然園、西と南半分は花壇(従来型の庭園)が施されている。冬場はほとんど変動が無く先月通りである。
北園コナラにミノムシがたくさんぶら下がっていた。ミノムシで糸でぶら下がっているのはオオミノガ、ひっついているのはチャミノガと教えてもらう。オオミノガは寄生バチが現れ最近ではほとんど見ることがなくなっていた。モズのはやにえといい、予想外のものがこの屋上では見られる。
上空ではムクドリが2、30羽群れていた。又、カラス5、6羽、カモメ2、3羽も上空を旋回していた。南園にあったモズのはやにえは無くなっていたが隣の木にオオスカシバのサナギのはやにえがあった。オオスカシバの食草はクチナシで、南園北園ともたくさん植えてあり当然さんざん食害にあっている。幼虫は土の中でサナギになるそうだが南港で見たモズが土を突っついていたのはこういうことだったのだろうか。
3:30来月行なう毎木調査の下準備で、番号札(ラベル)がとれていないか、枯死した木はないかなどを調べた。ラベルは空気が汚いのか黒く汚れていて字が読みにくい。コナラではぶら下げている糸が木にのみ込まれていた。来年はラベルまで飲み込まれそうだ。これでは毎年ラベルを替えなければいけない。ラベルの材を検討しなければ。しかし予算はあるのか。とかくややこしい大阪市のうえ、このクラブも4月から管理者が替わる。どうなるのだろう。4:30いつもより多い作業に相談する時間もなく解散。