たまには親らしいことをしようと思い、巻き寿司かちらし寿司の出前をしてあげようと娘に電話をすると、病院帰りのついでに来るという。バナナ2本余っていたのでついでにバナナケーキもと、朝からてんやわんやの大忙しだった。ケーキは前回いつしたのかと忘れるくらい古い話で手順もすっかり忘れレシピ片手にするがその辺もいい加減で適当に順番も間違え出来上ったものはさんざん。信じられないくらいマズイものができこれは一人でしこしこ食べることにした。お寿司は具だけ準備して、昼からはエナジーへ。又お絵描きの先生がいた。今日は月初めで正規の日だった。皆の机には題材のイワシのメザシとスダチがあった。私は、前回に気を良くしスカーフ(布を見ていると以前グラビアで見たザトウクジラが飛ぶ姿が見えたので、これをデザインする)を気まぐれに染める。4時前には私一人になり5時ぎりぎりまで染める。帰って巻き寿司。卵を焼いたり具をきるまではよかったが、炊き上がったご飯を見ると何か硬い。いざ、巻きを始めようと思ったら、巻くスダレを以前捨てたのを思い出し、急きょ新聞紙とラップで代用。ぱさぱさのご飯をのせ具をのせエイと巻くが、昔のようにうまくいかない。ご飯が少なすぎたのか細い。2回目も同じ。3回目ご飯を増やしたら、残りご飯が少なくなったいてどう見てもあと2本分。意外とご飯がいるのだと思った。3回目それでもまだ少ないが、4回目もそのくらいにし、5本目で勝負。5本目でまともな太さになった(具は片寄ったが)が朝のケーキといい、すっかり落ち込んでしまった。イワシ、小松菜のおひたし、豚汁とそろったところで娘が帰って来る。今日は皆さん黙って食べましょうと釘を刺してからいただく。見栄えはともかく味はまあまあ。かろうじて親の威厳をたもてたのか。
※失敗したケーキ。味が粉っぽい。香り付けにブランデーを買ってきて浸したが苦くなっただけ。ケーキを作っている人には信じられないでしょうね。