2006.10.18(水)晴 1:45〜3:30
友人のパッチワーク展(茶屋町)からはしごで市庁舎へ。ヒサさんがパソコンを入れるカバンを重たそうに持ってきていた。堺へ取材からと彼女もはしご。いつものように食堂で昼食をとり屋上へ。最上階の議会室では会議が行われていたが、不祥事が発覚したときに比べると公聴者は少ない。いつも前を素通りするだけだけれど緊張する。屋上の庭はそんな緊張感とは全く無縁ののどかの風景でホッとする。秋をいろどるノギクが満開。タイワンホトトギスも満開でノギクとまざっていると園芸品の意識がなくなる。今日はマッさんがデジカメに昆虫レンズというのをつけていた。何でも昆虫の目線で虫が撮れるそうだ。テレビなんかで昆虫を間近に写しているのを見るがそのようなものなのか。もちろん博士の借り物とか。北園ではヨモギハムシのペアが沢山いた。ヨモギならなんぼでも食べてちょうだい。南園ではチョウが沢山。とくにシジミチョウが。先月、カラスアゲハが吸蜜していたランタナに沢山寄ってくる。調査が終わるころヒサさんがあの重たそうなカバンからお点前の道具を出していた。ヒサさん、お茶を通じて自産自消を以前から提案していて今日はその第一段らしい。とりあえずは最終目標のお茶会をやり気勢を上げようということか。堺で買ったお茶菓子(最中)まで用意していた。マッさんは栗がくらん、博士はスーパーで買った一番安いお茶っ葉をコーヒーミルにかけ抹茶もどきを作っていた。舌触りがちょっと気になるがなかなかのもの。11月のクラブは舞洲島でナミハヤ焼き(舞洲島の土?)の茶わん作り、来年3月は藍染め(鶴見でとれたタデアイ))のふくさと、できることからやるそうだ。屋上で無残に伐採されたセンダンはナツメになる予定とか。あんまり本気にしていなかったがやる気満々の人たちを見ていると知恵をしぼれば素人茶会も出来そうな気がしてきた。このプロジェクトおいおい報告するとして、作り物とはいえ都会の屋上の野辺で秋草に囲まれ風流な一服は心を癒される。一度くらい、このような調査のごほうびがあってもいいよね。
大江橋から公会堂を望む→ヨメナとタイワンホトトギスの草地
撮影風景→虫レンズのついたカメラ→ヨモギハムシ
お茶会風景→お点前風景→お茶会をいろどる野草