2007.1.17(水)曇り
地下鉄に乗っていると、今日は防災とボランティアの日ですとアナウンスがある。今年初めての市庁舎調査でばっちり、阪神大震災の日だからこのアナウンスがあったのだと思い直す。地震があってしばらくして大阪城の調査へ行った時、京橋駅では同じリュックを背負った人達が震災ボランティアで大阪へ向かっているのに私は反対の森之宮駅に向かっていて、こんな時にも調査があるのかとちょっと心苦しい思いをしたのを思い出す。この時に地震による被害状況を5段階に分けてチェックする調査項目が増やされた。大阪市内でもよく見ると、道路が盛り上がったり、コンクリにひびが入っていたりして決して無傷でないのを知った。震災のことはちょっとしたスイッチでいろいろ思い出す。しかし市庁に着いて仲間に会い新年の挨拶をするともうすっかり忘れていた。
屋上は、枯れ草で覆われ決して見栄えのいいものではないけど、その中には小さな生き物が冬を越している。来月は毎木調査をするので樹木に付けたシールの有無のチェックと取り換えを行なうため調査は早い目に切り上げた。昆虫博士がヤマノイモを掘った。シートを敷いた上に土が50センチほど乗せてあるところでどれだけ自然薯が大きくなるのか興味津々であったが、さすが下へ伸びるのは限界があり、その分横へくねくね曲がっていた。すごい。こんなところでもたくましく芋になっていた。
冬枯れの北園→踊り場:カンツバキだけが赤い花を咲かせていた→樹木のナンバーシールの取り換え作業

球根がまぎれ込んでいたのか突如咲くスイセン→鳥が運んだのかクスノキの実生→20cm×2cmくらいの市庁生まれのど根性芋