9日阪大中之島センターで公開シンポ「解けた冥王星の謎・新しい太陽系の姿」(海部宣男氏)「ナノとフォトンが創る21世紀の科学と技術」(河田聡)を聞いてきました。今やプルートと言うのは降格の代名詞ですと言う笑いから始まる海部氏の話は私のような一般人にも分かりやすく太陽系がどのような姿なのか想像できました。どの話も興味深く何時間聞いていても飽きることはありませんでした。宇宙の始まりやなぜ生まれたのかなど生きている間に是非解明して欲しいです。河田先生の数学的論証の話はさっぱりわかりませんでしたが、画像で一目瞭然。ナノの世界を光学的に見ると言うことでそんな小さな世界が立体的に肉眼で見れると言うことに不思議の世界にいるようでした。その実験過程を話す先生の姿は、先の海部先生と同様うれしそうで幸せそうでした。理科嫌いの学生を呼び戻そうとこのようなシンポジウムを開いたそうですが(私のようなおばさんではちょっと申し訳ないかも)、どの時代にも不思議を追う子供はいます。途中であきらめさせない仕組みが今の時代は無くなっているような気がします。ともあれ久々に創造のエネルギーをいただきました。
右:大阪大学中之島センター 左:市立科学館 左端鉄パイプ:国立国際美術館
→佐治敬三メモリアルホール(会場)

蛸の松:江戸時代久留米藩、広島藩の境にあった松。当時の松は枯死。場所も対岸の阪大センター前辺り(説明板参照)